越前おおのとんちゃん祭

「越前おおのとんちゃん祭」の様子をお伝えしよう。

大野市は県内では有名なとんちゃんシティ。とんちゃん、すなわちホルモンのお店が多く、消費量も多いらしい。「星山」などが特に有名だ。
そんな大野で、今年2回目を迎えるイベントが「越前おおのとんちゃん祭」。

そのホームページtonchaaan.comによると『ホルモンは味付けや調理方法に地域性が反映されるため、その味は地域によって千差万別。大野市にも全国に紹介したい自慢のホルモンがある。ここで我々は全国のホルモンを大野という一つの地に集め、ホルモンによるホルモンの為の祭典を企画した。』ということだ。
なんとも楽しそうなイベント。2回目の今年、絶対行きたいと思っていたのだ。

開催2日目の7月24日(日)に参戦。正午を過ぎると混みそうなので、早めの到着。クルマを停めた市役所の駐車場付近から、すでに、なんとなく「とんちゃん」の匂いが漂っているような…。気のせいか…。会場入りは11時ころ。すでに相当の入りで、長い列ができたブースもいくつか見られる。
特に塩ホルモン「炭楽」(秋田県大曲市) には長蛇の列。ちょっと様子見していたが、早々にあきらめだ。

 


実食したのは…一代ホルモン物語(和歌山県御坊市)の「国産牛ホルモン串」(上の写真 中央)

そして、とんちゃん屋かつら(愛知県名古屋市)の「カレーとんちゃん」(上の写真左の2枚)、下関発祥とんちゃん鍋PR奇兵隊(山口県下関市)の「下関とんちゃん鍋」(上の写真右端)

 

ホルモン”なかみ屋”(大阪府茨木市)の「カレーホルモン煮込み」(下の写真左の2枚)、焼肉 平和園(兵庫県明石市)の「特製和牛ホルモンキムチ」(下の写真右端

 

予定していた焼肉ホルモン酒場 ぶっこみのわいわい(神奈川県海老名市)の「【秘伝味噌仕込み】3大名物コロコロのぶっこみっくすおろポンがけ」やまがた屋(大阪府大阪市)の「小腸の特製ダレ鉄板焼き」は、最初すいていたのだが、正午を過ぎるころには行列になってしまった。このころにはすでにお腹がキツイ状態になっていたため、結果パス。
彩の星(岡山県津山市)か、ホルモン焼肉 八島丹山(京都府舞鶴市)のどちらかで「ホルモンうどん」を食べるという目標もあったのだが、これもかなわなかった。
県内出店の各ブースはすべてパスしたにもかかわらずこのていたらく。自分の小食ぶりを恨まざるを得ない。

やはり「炭焼き」を出すブースは、調理に時間がかかるため、待ち時間が長くなるようだ。出来るだけ早い時間帯に会場入りし、まずは「焼き系」のブースを攻め、会場が混んできたら「煮込み系」のブースに移動するようにすると効率的に食べられそう。多人数で行って、買出しを分担すれば、もちろん効率は上がる。
とにかく臨機応変さが大事。でないと暑さにやられてしまうぞ!!もっと正解なのは、開催1日目の夕方頃の入場かもしれない。ただ遅い時間だと、こういったイベントの常、品切れ店が出ている可能性も高いような…。情報お持ちの方あったら教えてください!!

ちなみに「とんちゃん日本一」を決める投票は「B1」方式。投票された箸の重さを計量して、最も重かったメニュー(ブース)から順位が決まるのだ。投票場所は体育館のなかにあり、冷房も効いているので、ここをベースにすると暑さによる体力の消耗は防げそうだ。
なんとも楽しいイベントで、何度でも参加したくなる。去年から今年、参加するお店もかなり変わったようなので、次回も期待大だ。すばらしい企画・運営をされている「越前おおのとんちゃんを愛でる会」の皆様に感謝しつつ、来年のリベンジを誓って、暑い(=熱い!!)会場をあとにした。